日別アーカイブ: 2018年10月31日

地域子育て応援マークについて

今回は、最近じわじわと広がりつつある「地域子育て応援マーク」の活動についてお話します。このマーク、どこかで目にされたでしょうか? これは、「子育てを頑張ってるママ・パパを温かく見守って応援しています」という意思表示のマークですなんですよ。

 

主催団体🌱 NPO法人いずみの会

すくすく泉の運営団体ですが、「すくすく泉事業」とは別に、ボランティアで行っている地域活動です。

 

制作費🌱 キリン福祉団体の助成金(キリン地域のちから応援事業助成金)+いずみの会の持ち出し。スタッフの活動はすべてボランティア。手弁当制でやっています。

助成金でチャームは1000個できました。周知ポスターやチラシなどを含めたら、1個当たり400円弱のコストがかかっています。 完全に赤字です…。それを補う目的と、この活動に“賛同していただいた方”につけていただきたいという思いから、「1個当たり100円~お気持ち」の協賛金をいただいています。

主旨🌱 「赤ちゃんが泣くと周囲から迷惑だと思われているようでいたたまれない」「躾ができていないと思われるようで、イヤイヤ期は家から出られない」など緊張感の中で子育てをしているママたちと、「自分の子育てを思い出して共感している」という子育て経験者、「自分も泣いて育ったんだから気にしない」という高校生など、立場の違うそれぞれの思いを目に見えるマークでつなごうという活動です。すくすく泉のスタッフ、NPOの会員みんなで考えデザインしました。

反響🌱 「チャームをつけていたことで意識が変わり、困っている親子に声をかけた」という声をいただきました。

また、先日は、この活動に賛同して下さった西部コミセンの代表から、思わぬお声かけをいただき、初めて武蔵境エリアにもお邪魔し周知活動をしてきました。せっかくなので、地元本町や中町のあたりのイベントでも活動周知のチャンスをいただけませんか?とお伺いしているところです。

すでに700人以上の賛同を得て、チャームがこの地域にジワジワとひろまっています。

困っていること🌱 ひろまってくると、「NPOなのに金儲けをしている」など、事実とは異なる話も混ざって聞こえるようになり残念です。活動について疑問点がある方は、ぜひすくすく泉にお問い合わせ下さい。また、より良いアイディアもいただけると有り難いです。

私たちは、子育て支援職として、子育て経験者として、また、かつて子どもだった者として、現代の子育てを寛容な気持ちで見守り支えたいと思っています。

未来への願い🌱地域に見守られ、楽しくのびのびと育った子どもたち、安心して子育てできた親たち、彼らがやがてこの地域の大きなパワーとなり、高齢だったり障がいだったり・・・様々な事情を抱える人たちを温かく支える人になってくれますように。

(NPO法人いずみの会)