NPO法人いずみの会(すくすく泉の運営団体です)では、地域子育て応援マークの作成をしています。そのデザインが決定しましたので、みなさんにお知らせします!
これは、この地域で乳幼児子育てをしている保護者の方とお子さんを、あたたかく見守っている地域の人がたくさんいるということを可視化するもので、バッグなどにつけるチャームとして、たくさんの地域の方につけて意思表示をしてもらおうという試みです。
私たちが「いずみのひろば」を運営する中で「外出中に赤ちゃんが泣くと肩身が狭いから外出をためらう」「イヤイヤ期のわがままが爆発すると、躾ができていないのでは?と見られているようで緊張する」というお母さんたちの声を聴きました。
一方、「赤ちゃんが泣くのはあたりまえ」「自分の子育て中もそうだった。気持ちがすごくわかる」という声も地域の中にたくさんあることがわかりました。それでも「わざわざ声をかけるきっかけがない」「大変そうだな、がんばってるね、と思っても、勇気がなく素通りした経験がある」という話もありました。
それでは、この両者をつなげよう。がんばりを見守っている人が、この地域にはこんなにいるよ、というメッセージをマークに込めて、安心して子育てをして欲しい。
そんな思いが、この度、キリン福祉財団の助成を受けて実現することになりました。(作成費以外はすくすく泉スタッフたちを中心としたボランティアで活動します)
私たちの願いは、そうやって温かく見守られて育った子どもたちやその親が、やがて地域の中にある高齢であったり障害であったりという様々な事情を抱える方たちに心を向けることにつながり「お互いがお互いの事情を思いやる温かい地域」を目指すものです。この活動は、その第一歩だと考えています。
夏ごろには、チャームが出来上がる予定です。買い物バッグなどに、ひとつつけていただき、この活動にご参加ください。
(NPO法人 いずみの会)